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記録はこちら 常任委員会記録(平成27年) | 函館市

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(1)

午前10時03分開議

委員長(工藤 恵美)

・ 開会宣告

・ 議題の確認

1 湯川海水浴場の廃止について

委員長(工藤 恵美)

・ 議題宣告

・ 本件については、10月21日付で教育委員会生涯学習部より当委員会に参考資料が配付されたところ である。当該資料に関して担当部局から説明を受けたいと考えているが、各委員においてはいかがか。

(異議なし)

・ 理事者の出席を求める。

(教育委員会入室)

委員長(工藤 恵美)

・ 皆さん資料はお持ちか。それでは本件について説明をお願いする。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 湯川海水浴場の廃止について、この件については長い間、教育委員会内部のほうで検討させていた だいた。先月21日に政策会議が開催され、最終的に決定されたので、その内容について担当課長のほ うから御報告をさせていただきたいと思う。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 資料説明:湯川海水浴場の廃止について

(平成27年10月21日付 教育委員会生涯学習部調製)

委員長(工藤 恵美)

・ お聞きのとおりである。さらに確認したい点があれば発言していただきたい。

板倉 一幸委員

・ 先般、この資料を提出をいただいて拝見させていただいた。今回、委員協議会を開催してほしい旨 のお願いを委員長に申し上げたのだが、それは一つは私ども民主・市民ネットの会派でも2015年度の 予算及び政策に関する要求ということで、これは市長・教育長宛てにということになるが、海水浴場 を含めたスポーツ施設の整備の充実、あるいはスポーツの振興、発展に努力をしてほしいと、こうい う要望を出していること、それから、ことしの第3回定例会、予算決算特別委員会の決算にかかわる 質問でも私からもこの湯川海水浴場に関しての質問をさせていただいたと、そういうことも含めて、 少し今回提出された資料、あるいは決定をされたというか、そういう判断をされた事柄についてお伺 いをしたいと思っている。そこで、まず1点目はこの海水浴、あるいはその遊泳というか、この事柄 についてさらに言えば海水浴場も含めてということになるわけだが、教育委員会としての認識という か考え方というか、そういうことについてどう認識をされているのかということについて、これちょ っと基本的な考えということになるが、お聞かせをいただきたいと思う。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

(2)

・ 海水浴ということについては、やはり自然に、海に親しむということが生涯学習の視点からも非常 に大事なことだと思っている。また、北海道という土地柄、海水浴というか泳げる期間というものが 夏場に限られるということで、夏場のレクリエーションとしてのプールとはまた違った位置づけとい うふうに考えているところである。今回、廃止に当たっては、湯川の部分についてはなくなるが、ま だ入舟のほうにはあるということで、そういった意味では夏場のレクリエーションとしての意味合い ということが大事なことだというふうには考えている。

板倉 一幸委員

・ そうすると、生涯学習の観点からしてもこうした海水浴、あるいはその遊泳というか、そういうこ とについては、必要性については教育委員会としても認めているということになる。したがって、そ ういった海水浴場を開設してきたということになると思うのだが、海水浴場として市が設置してきた、 開設してきた、そうしたその意義については今お聞かせいただいた夏場のレクだとか生涯学習からも 必要だと。こういうことで、当然その意義についてもお認めになっているということになるわけだろ うか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 海水浴場ということに限って一般的なお話をさせていただいたというふうに御理解いただきたいと 思うが、ただ、湯川のネットの海水浴場だが、これは平成7年に開設をしている。で、当時は確かに 海水浴場が少なかった。函館の砂浜というのは離岸流が強くて、人が1年間に数人亡くなっていたと いうことで、三方を海に囲まれていながらなかなかその海水浴をする場所がないというようなものを 補う、補うというか、そのためにネット式のプールをつくったという経過がある。平成7年、当時開 設した年度はそれの行政目的とは別にというか、それにさらに加えて当時地元企業の若干、再建の部 分もあり、そういった意味では雇用を確保するという視点もあったというふうに認識をしている。

板倉 一幸委員

・ 当時の市内のそうした事業所というか企業の状況というのは私も承知をしているから、実際にそう いったネット式の海水浴場ができた経過もある程度は承知をしているつもりなのだが、そのことを別 にしてもこの海水浴場、あるいは湯川の海水浴場の設置の意義というのはこれまで果たしてきたと思 う。結論を先に言うつもりはないのだが、施設あるいは設備が老朽化をしてかなり傷んでいるという のはこの資料でもはっきり私も理解をする。反対にこれについている写真などを見るとよくこれで海 水浴できたなと、事故がなかったなと思えるぐらい破損がひどいというようなことは理解をするのだ が、そしてそれを更新する、新しい物にするということになると2億円が必要だとおっしゃっている わけだが、この2億円の根拠というか、ネットの製造業者あるいは設置の業者、このつくった施設の 製造業者は既に存在しないというふうに書かれているけれども、これについてはなぜその2億円とい うことになるのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ この算出については、平成7年当時に設備したときの費用にその後の物価上昇率とかを掛け合わせ たものを採用している部分と、あとはネット単体で製網会社、全体の施設ではなくてネットを製作し ている会社に一部見積もりをとった部分もあり、それらを併用して積算をしたものが約2億円という ような数値になっている。

(3)

板倉 一幸委員

・ その製造会社は何社かあるのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 函館市内にはないのだが近郊の北斗市のほうにはある。そこの1社から見積もりを取得していると いうところである。

板倉 一幸委員

・ それ以外に製造しているというのは市内にはない。今、北斗市というお話だったが、全国的に見て そこだけではない。まだ何社かやっているところはあると思うが。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 網地の素材としては国内メーカー、多々あるかと思う。

板倉 一幸委員

・ なぜ かと いうと 、2 億円か かるか ら、あ るい はそ の維持 が4,0 00万円 かかるか らというような こと で、もう1人当たりにすると多大なコストになるからやめようと、こういうようなことが根拠になっ ているんだとすれば、その2億円という金額が適正なのかどうかということは、何社から実際にどの くらいかかるのかというようなことを確認というか見積もりというか、そういうことをしなければわ からないと思うのだが。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 確かにその2億円の中身について多数の会社に見積もりを取得するということが必要だとは思うの だが、ネット式海水浴場については日本で唯一ここだけで、やっているところが他にないということ と、先ほど網地の部分には見積もりをとったということなのだが、その見積もりを根拠にして積算を した数値については他のメーカーさんから見積もりを取得したとしても網地の部分では大差がない数 字になるのではないかと考えている。

板倉 一幸委員

・ その大差がないという根拠は何なのか。ちょっとその辺がわからない。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 網地の部分についてはどちらかというと原材料費的な部分なのである。今あるでき合いの網を使っ てということになるので、要は建設物価だとか積算書とかに出ているような一般的な素材を使って、 原材料として使って構造物をつくるという形になるので網地の素材の部分についてはそう大差がない のではないかという判断をしたということである。

板倉 一幸委員

・ あまりこのことでいいとか悪いとかってしてもしようがないのだが、本当に大差がないのかという のが私はわからない。例えば企業の規模やあるいは製造過程や、あるいは何て言うのか、その商品化 にかかわるいろんな技術だとか、そういうものでものの値段というのは変わる。高いところもあれば やっぱり安いところもある。それが実際に確認しないけれども大差がないと、こういうふうに決定し て判断をしてしまうことがいいのかどうかと、こういうことを申し上げているのだが。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 2億円の根拠ということでのお尋ねだが、一般的に例えば2億円ということで概算で出させていた

(4)

だいたが、この2億円が極端に2,000万円になるだとか、3,000万円になるだとか、そういうようなこ とは考えづらいということでのお話である。加えて、一番金額的な部分で私たちが重視している部分 とい うのは 年間 の維持 費に4, 000万 円かか るとい うこ とで、 これ が今ま でもや って きた数 字であ るか ら、間違いなくこれからもかかっていくんだろうということを考えると、仮に20年継続した場合には 単純に8億円がかかるということでの経費の増というか、必要になってくる財政需要があるというふ うに判断しているところである。

板倉 一幸委員

・ 今、 年間 4,000万 円か かると いう お話だ った。 それを 利用 者1 人で割って いくと大体平 成26年 度だ と1,9 19円か かって いる という よう なお話 になる わけ だが、 その 入場者 が今は 年間 2万人 を割り 込ん でいるということである。で、ここ数年は少し変わらないのかもしれないが、ピーク時だとかあるい はその前後だとか、そういうところから見ると開設の日数がまず少なくなっている。ピーク時から見 ると半分くらいしか開設日数がないということになるのだが、もちろん気候による変動要素というの があるのかもしれないけれども、その開設日数が少なくなったという理由は何なのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 開設日数の短縮化についての御質問だが、短縮された理由については運営経費の削減ということが 理由になっている。

板倉 一幸委員

・ 運営経費の削減のために開設日数が少なくなったということなのだが、例えば開設日数をふやした 場合には運営経費が当然増大するということになるわけである、皆さんおっしゃっているように。で、 一方では利用者の数はふえていくということになる。そうすると1人当たりのコストはどういうふう に変化していくのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 当然、開設経費を入場者数で割ることになるので、開設経費がふえて入場者数が減っていけば単価 は上がって、(「いや、ふえるでしょ。だって開設日数が動く」と板倉委員)なので、出来高で計算す るしかない、単純に割るということなので。どのような傾向になるかというのはわからない。

板倉 一幸委員

・ 確かにわからない。それは実際に開設してみなければどれだけ人数がふえるかというのはわからな いのだが、その経費は反対に1日開設日数を延ばすと費用はどれだけふえるのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ お配りしている資料の1ページのほうに開設経費の内訳が書いてある。その中で設置費という部分、 平成26年度の開設経費で3,600万円が記載されており、そのうちの設置費3,100万円というのは、これ は開設日数に関係なく固定される金額になる。下の運営費、実質的な臨時職員費だとか謝礼金等と、 この 部分に つい ては開 設日数 に伴 って変 動する 金額 になる ので 、今ざ っと計 算する と46 0万円が 、31 日間ということになるので単純にこれを割った部分の金額が、開設日数が1日延びるごとにふえてい くというような、単純計算ではそうなるのではないかと考える。

板倉 一幸委員

・ そうすると単純に1日日数をふやすと15万円くらい経費がふえるということになる。それで、平成

(5)

26年度の利用者が約1万9,000人で日数が31日間ということは、1日当たり600人くらいか。ちょっと 計算機を持っていないのだが、これでやっていくとどうか。1日開設日数をふやすとどれだけの赤字 になるのか。ちょっと計算していてほしい。なぜ申し上げてるかというと、日数を減らしていって人 数が減ったと、これは当たり前の話である。だから人数が減ったことをあまり理由にしてどうのこう のと、やめるんだと、こういうようなことになるのかならないのか、その科学的な根拠を、まあ科学 的というのか、示していただきたいということである。日数がふえれば利用者はふえていく。私がな ぜそう申し上げてるかというと、教育長にもぜひお聞きをいただきたいと思うのだが、函館というの は子供さんの楽しめる施設というか設備というかそういうものが、他の都市に比べて私は極端に少な いというふうに思うのである。道内でも例えばいろんなそういった自然に親しむ、あるいは、他のこ とで楽しめるようなものが少ないと。そういう選択肢をどんどん縮めていくというか少なくしていく というのはいかがなものかというふうに思っている。その辺の認識というか、その辺についてはどう お考えになるのか、教育長は。

教育長(山本 真也)

・ 子供たちの楽しめる場が少ない。認識としてはそのように私も思う。もちろん学習上、教育上必要 な水泳プールだとか、あるいは陸上競技場も含めたスポーツ施設、そういった教育上、スポーツ振興 上必要な施設というのは一定程度充足をしてきているのかなと思うが、それこそレクリエーションの 一つとしての海水浴場を含めてだが、そういったレクリエーション、ある意味では楽しみながら自然 と触れ合うというような場はなかなか多くはない。四季の杜公園とか含めて逆に水環境ではなく自然 環境の中での公園施設とかそういったものは一定程度あるし、函館山という大きな緑もある。ただ、 水と親しむ、あるいは海と親しむ場面というのは少ないというふうには思うが、ただ、これもやはり 地形的な要因や自然環境上の要因というのがやはりあって、できるだけそういった場を確保していき たいとは思うけれども、ある意味では今回の場合の判断というのは一定程度やむを得ないというか、 それにかかる経費とか含めて考えてもやむを得ないものというふうに考えているところである。

板倉 一幸委員

・ 冒頭、川村生涯学習部長からも海水浴あるいは海水浴場にかかわっての認識をお話しいただいたわ けだが、やはり自然に親しむ、海に親しむ、特に函館は三方を海に囲まれた地域、地理の中で家族を 含めてそういった自然に親しむという環境は大変、生涯学習上からも重要な機会であると、情操上か らもやっぱり重要な機会であるというふうに私も思う。そういう意味では、そういったものを確保す るというか、やっぱりそういった機会あるいはそういった場を持ち続けるというのは必要なことだと 思う。これが、湯川をいつまでも存続するのかしないのかは別問題としても、大変必要な、そういう 場であり機会であると思っている。提出をいただいた資料で存続の要望が出されたと、で、9月2日 に要望書が出されてそれ以降、市民団体等からは要望は寄せられていないと、こういうふうに書かれ ているが、あまりこのことについて団体がどうのということではないと思う。家族で海水浴場に行っ て家族でそういった自然に親しむ、あるいは海水浴に親しむというようなことが大変重要なことで、 団体からなければいいんだということではないと思うので、あまりそのことが重要な根拠になるとい うようなことでは私はないと思っているので、そのことは申し上げておきたいと思う。したがって、 新たに投資をして新規に開設する、あるいは今の網を2億円が適正なのかどうかというのはわからな

(6)

いが2億円をかけて継続をすると、そういうところまでぜひやらなければならないというふうに思っ ているわけではないのだけれども、しかし同時に、その代替をするもの、こういったものの考えとい うかあるいはその提供というか、そういうものがやはり重要になってくると思う。ところで、先ほど の計算はできたか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 今、計算をしたところ、1日開設期間を延ばすに当たっての増額する経費については、計算上10万 5,000円という算出結果になっている。

板倉 一幸委員

・ ではついでに、ついでにと言ったら申しわけないのだが、資料によると平成7年度は54日間、平成 13年度は62日間、平成16年度は59日間となっている。どこまでも開設日数を延ばすということはでき ないと思うのだが、何日ぐらいが適正なのだろうか。50日ぐらいなのだろうか、60日ぐらいなのだろ うか 、その ぐら いまで 延ばし たと きに1 人当た りに かかる 経費 、これ は31日 で1万 9,000人の場 合は 一人 1,919円 という ふう になっ てい る。野 球場は 1人 当たり 1,039円 、市民プールは 1,501円とい うふ うになっているが、それはどういう金額になるだろうか。例えば、50日とか60日に延ばした場合に、 当然利用者はふえるわけだから、そうするとこの利用者1人当たりの経費というのは変わってくると 思うのだが、それはどうなのかちょっと計算をしてみてほしい。それで、今申し上げたが、多額な費 用を要するということで更新をすることはできないと、こういうふうになったわけだけれども、そう するとそこで海に親しんできた、あるいは海水浴を楽しんできた、そうした皆さんは他のところで楽 しんでもらうと、利用してもらうということになるわけだけれども、市内にはこのほかに入舟の前浜 海水浴場があるというふうになっているのだが、この入舟前浜海水浴場で湯川海水浴場の利用客は吸 収できるのだろうか。例えば規模あるいは設備、アクセスの問題ももちろんあるのだが、この辺につ いてはどうお考えになっているのか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 現在、湯川の海水浴場についてはここ2年間、ほぼ2万人という規模で利用させていただいている。 一方 、入舟 の海 水浴場 につい ては 平成2 6年度で 申し 上げる と2,6 00人程 度とい うこと での利用に なっ ており、この現在利用されている2万人の方々がどういった動きをするのかという部分については今 後推移を見てみなければわからない部分なのだけれども、例えばこの2万人の方、どちらかというと 多分砂浜なものであるから砂浜を好んで行っておられる方、結構多いのかなと思うので、この2万人 が丸々その入舟に流れるかということになると、そうでもないのかなと。プラスその子供さん方、夏 休み期間中の開設なので、子供さん方の利用が結構多いのだが、自転車等でいらっしゃっている子供 さん等も多いので、この方たちがどういった動きになるのかということについては今後、来夏、仮に これを廃止して来年の夏、どういった動きになるかということについては実態を見極めながら対処で きるところは対処していきたいと考えている。

板倉 一幸委員

・ いや、だから教育長にも申し上げたけれども、そういう機会や場を奪わないでほしいと思う。来年 その実態を見たいと言うけれども、じゃあ来年実態を見て、不便だという声が、例えば行きたいんだ けども不便で行けないと、あるいは、行ったけれども混んでいて満足に泳げないから行きたくないと、

(7)

こうしたらまた湯川も開設するのか。しないだろう、これは、やめるのだから。根拠があってやめる のだから。だから、そこで2万人の方が利用されてた、そうした皆さんはやはり確かに砂浜がよくて 行ってらっしゃる方もいるだろう。私などは弥生町で生まれ育ったから小さいときは穴澗でよく海水 浴遊んでいたが、そこがなくなればやはりほかのところに行って海水浴に行きたいと、こういうふう になると思う。確かに自転車では、例えば湯川の人が入舟に行けるかとか、そういうことになるとそ うはならないかもしれないのだけれども、それはやはりそこをなくして市内1カ所で開設をするんだ とい うこと であ れば、 そこは やは りちゃ んと、 2万 人来な くて も、1 万人で も1万 5,00 0人来て も対 応できるような設備だとか、あるいはその規模も含めて整備をしなければならないのではないか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 今、板倉委員のほうから整備ということでのお尋ねで、その整備の意味なのだが、例えば入舟を拡 大す る とか そう いった こと での趣 旨(「 でき るの か、そ れは」 と板倉 委員) とい うふ うに受 けとめ て 答えさせていただくが、基本的に海水浴場についてはこの辺の近郊の海水浴場、乙部にある海のプー ルと呼ぶのだが、この人工の海水浴場ということになる。これは総工費約31億円ということでかかっ ている。ただ、教育委員会というか生涯学習部としては、海に親しむレクリエーションとして大事だ という部分についてはあくまで人工的なものではないと考えており、あくまでも自然に触れ合うとい うことを考えると、今ある入舟の部分を若干、今限られているスペースなのだが、もう少し横に広げ るだとか、そういったことが必要になってくるのではないかというふうに考えているところである。

板倉 一幸委員

・ 後でちょっとお聞きしようと思っていたのだが、なぜこの今回提出いただいた資料に福島の海峡横 綱ビーチだとか乙部の元和台海浜公園だとかがついているのかが理解できない。ここに行けというこ となのか。ここにあるんだからこれを利用すればいいんじゃないかということでここに参考でつけた のか。これを見て非常に、何と言うのか、何のつもりでこんなものをつけたのか意味がさっぱりわか らない。先にこっちのほうが何でこんなものをっていう感じだった。ここがあるんだからこういうと ころが、代替施設というか、なくても利用できるでしょうって意味でつけたんだとすると、私は教育 委員会のその考えというのは全く、何て言ったらいいのか、その神経というのはわからないと思う。 そのことは何かお考えがあってつけたのであればおっしゃっていただきたいと思うのだが、どうか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ この資料は私がつくったのだが、特にそういう他意はなく、近郊にこのような海水浴場があります よという、あくまでも参考資料ということで掲載させていただいたものである。

板倉 一幸委員

・ だって今なくすんだから、やめて、その利用者がじゃあ次どうしようかと思ったときにじゃあどこ に行けばいいんだと。いやいや、福島あるよ、元和台あるから行きなさいって、我々、例えば子供さ んとかそのお母さんや家族にそんなこと言えない。それがかわりになるんだからそこに行きなさいと いうことはとても言えない。やはり、例えば近場で今お話し申し上げていたように、入舟があるから これを少し今度は狭くなるだろうから、混雑するだろうから少し整備をして使ってもらえるように話 をしてみようとか、あるいは、そうやってお願いしてみようとか、こんなようなことならまだしも、 こんな遠隔地に行けというようなことは言えないのではないだろうかと思う。そこで、さっきの話に

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戻るが、入舟の問題だけれども、これは60メートル掛ける50メートルの規模である。一方で湯川は、 50メー トル の110メ ート ルとい うよ うな規 模にな って いるわ けで ある。 そこは なん とかす るべき では ないだろうか。そして附帯施設も簡易水洗トイレが男女各1である。湯川は男女各5ある。シャワー も湯川は男女各3あるけれども入舟はないということになる。更衣室は両方とも男女各1ということ だが、この辺はやはりちゃんと整備すべきではないかと思うが、どうか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 私が先ほど申し上げたのは本当に実態を見ながらということであり、数字だけのことを言うと、今 現在 2,600人 の利用 にな ってい るけ れども 、約1 0年前の 平成 16年 度には 1万人近 くの方がいらっ しゃ っているということで、それでも今の施設で十分対応できているということを考え合わせると、十分 今の配置、トイレの数だとか広さの部分についても十分対応はできるのではないかとは思っているが、 それ以上の人数が押し寄せた場合等についてはそういった部分についても考えていかなければならな いのかなと考えている。

板倉 一幸委員

・ できるのか。今、湯川の例えばトイレだとかシャワーだとか、こういうのはそれほどその稼働率と 言ったら変だが、トイレの稼働率という言葉でいいのかどうかわからないが、それは十分なのか。混 雑するなんてことはないのか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 今の湯川海水浴場で2万人の利用があって、それでトイレが少ないだとかスペースがないだとかと いう話はない。考えられるのは、2万人の利用ということで一応数字はカウントしているが、1回来 てまた外に出て同じ人がまた戻ってくるとか、そういったことの人数もカウントして結果的に2万人 ということの利用になっているものだから、ちょっとイメージとすればわからないかもしれないが、 私も実は初日の日に湯川海水浴場に行ったのだけれども、天気が悪かったせいもあるが、かなりまば らな入場者数だったということを考えれば今の施設で十分対応できているというふうに考えている。

板倉 一幸委員

・ 湯川はそれで対応していると言うが、今度入舟になった場合に男女各1個しかない。万が一、その 2万 人が今 度入 舟に行 くとい うこ とにな ると約 2万 3,000人 が利 用する と。確 かに それは 出たり 入っ たり するか らあ る定点 を切り 取っ てみた らそこ に2 万3,00 0人い るとい うこと では もちろ んない が、 しかしこれでは一般的に考えても足りないと思う。1個しかない。それはやはりふやすつもりも毛頭 ないのか。考えられないことなのか。それからシャワー設備も入舟はない。それもつけるつもりはな いの か。4 ,000万円 かか ってい たの がかか らなく なる 。それ をこ っちに 使った ら何 にもな らない から それは全部持ってこいというふうには言わないけれども、しかし、経費は当然前のところの施設を閉 鎖したらかからなくなる。固定費もかからない、それから維持費もかからない。少しぐらいはそっち の設備の整備に回すということはできるのではないか。反対にすべきだと思うのだが。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 確かに今利用されている2万人の方の動きというものがどういうふうになるかはわからないけれど も、入舟に本当に多数客が押し寄せてくるということについては本当に利用実態を見ながら適切に対 応していきたいと考えている。

(9)

板倉 一幸委員

・ 適切の意味がわからない。

委員長(工藤 恵美)

・ 今でも足りないと思う。今でも不満なのである、入舟の海水浴場のトイレ。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 現時点で入舟の状況であるが、特にこの今のトイレの数等について特に苦情だとか要望とかという のは来ていないというふうに思っている。入舟が混むような状況になれば、当然そういったことも考 えていかなければならないが、現時点で一体どれくらいの人数が来るのかというのがなかなか把握し づらいというか把握できないという状況の中で、トイレを2つふやすだとかそういったことはできな いと考えている。

板倉 一幸委員

・ なぜかたくなに整備ができないとおっしゃるのか私はよくわからない。今まで既存にあった施設を 閉鎖してそこで利用してきた人が、いやもうここなくなったら行かないわというふうになるのか、多 分そういう方が結構たくさんいるからと思っているのかもしれない。しかし、そこしかない、今度は 1カ所しかないわけだから、1カ所しかなければそこに行くだろう。だってそこしかないのだから。 そうしたら、そこに行ったら当然利用者はふえる。で、トイレは1個しかないわけである。これで足 りる、不便もしないと考えるそのこと自体が私はよくわからない。それからシャワーだって、今、シ ャワーの設備が湯川にあるのにこっちのほうにはない。これをつける必要があるのではないか。それ はやはり必要ではないか、海水浴場で。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 決して整備をしないというふうなお答えをしているつもりはない。本当に利用状況に応じて適宜そ こは対応していきたいと考えている。シャワー室の部分なのだが、実はあそこには排水というか下水 が来ていないという状況があり、なかなかシャワーが設置しづらい。トイレについても簡易のトイレ という形での設置になっている。

板倉 一幸委員

・ それなら反対に入舟前浜をやめて湯川の海水浴場1本に絞ってそこを更新して新しいものにしたほ うがいいのではないか。そのほうが設備も施設も整っているのだろう。条件の悪いところを1カ所だ け残して条件の悪いところを利用してくれと言ったって利用しない。で、利用しなければどうなるの か。利用しないからやはり必要度がなかったとか少なかったとかって、そういうことにならないか。 高齢者の交通料金助成と同じように、というのは少し余計な話だが、違うか。そして、実態を見てと 言うが、実態を見て必要だったらどうするのか。補正予算になるのか。足りないと言ったら次の日に もうシャワーも、あるいはトイレも設置できるのか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ すぐに用意できるのかというお尋ねだが、例えばトイレはリースなので頼むとすぐ持ってきてくれ る。お金の部分についてもさほど高い金額ではないので規定内で対応できるのではないかと考えてい る。

板倉 一幸委員

(10)

・ だから、それなら最初からふやしたほうがいいのではないか、1つではなくて。2万人利用されて いる、あるいはその開設日数をふやせばもっと利用者がふえる可能性というか、ふえるかもしれない。 今は その日 数だ から1 万9,00 0人だ けれど も、そ れな りの必 要度 があっ てそれ なり の人数 が来る 施設 を閉鎖するのだから、そうするとそれにかわってもう1カ所しかない施設に今度は人が来るだろう。 来ることが想定される。私はふえないという想定はできないと思う、ふえるのだから。そうしたら大 した金額でないんだったら最初からちゃんとトイレも幾つ用意してますから今度はこっちの施設を利 用してくださいと、こういうふうに言うのが親切というのか、行政の考えることではないのか。その ときになってみて、ふえたからじゃあトイレをふやしましょうとかって、こういうことではないので はないか。違うか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ シャワーの部分に関してはちょっと排水の関係等があるので今すぐ設置するかどうかという部分に ついては大変答えづらいのだが、トイレの増の部分については前向きに検討させていただきたいとい うふうに考えている。

板倉 一幸委員

・ ぜひ前向きにというか、必要になってくるのだからトイレはやはり絶対に必要である。どこかその 辺でしてこいって言うわけにいかないだろう、だって。そういう施設はちゃんと整備をして、整備を するからこっちの施設は廃止するけれどもそっちを利用してくれと、こういうことになるのではない のか。そこはやっぱりちゃんとしてほしい。それからシャワーも今のお子さん方がやはりそこに行っ て楽しく遊ぼうと思うんだったらちゃんと設置すべきだと思う。排水の問題は確かにあるのかもしれ ない。しかし、それをどう対処したらいいのかという観点でぜひこれは設置をする方向で検討をすべ きだと思う。それから駐車場は今、10台である。湯川は90台ということになっているのだが、この辺 のところは何とか整備できるのか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 皆さんいらっしゃった方は多分わかると思うが、かなり細いところをおりていって、右が海で左の ほうに駐車スペースがあるのだが、そこが10台くらいのスペースがあり、あそこの先というふうにな ると民地とかになってしまうので、民地をまた借り上げるとかそんな話になってしまうので、何とも 言えないのだが、今現状で2,600人、3,000人弱の方がいらっしゃっていて、駐車スペースがないだと かどこか駐車場を用意しろだとかといった苦情は現状ではない状況にある。ただ、先ほどのトイレと 同様にその辺について調査、研究させていただきたいと思う。

板倉 一幸委員

・ 何度も申し上げないが、湯川を廃止してそこに来ていた方々が、実際に駐車場が常時満杯になって いるのかどうかは定かではないが、しかし、そういった方々が来たときに駐車場がないじゃないかと いうことにならないようにというか、そういうことが起きないようにぜひ前向きに検討していただい て整備をしていただくようにお願いをしたいと思う。時間も大分たったので、それで先ほど福島とか 乙部のことはなぜ載っているのかというようなことを申し上げたが、七重浜の海水浴場なのだけれど も、これは我々も小さいころに七重浜の海水浴場に泳ぎに行った経験があるが、今このさざなみ会と いう団体の方が管理をしているということだが、これは開設者はそうなのだが海水浴場そのものの設

(11)

置者は北斗市になるのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 七重浜海水浴場の設置者についてのお尋ねだが、この設置者についても七重浜さざなみ会となって いる。

板倉 一幸委員

・ このさざなみ会というのはどういう団体なのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ さざなみ会については七重浜近辺の住民等で組織された団体であり、先ほど申し上げたとおり七重 浜海水浴場の開設者になっている。そして北斗市及び函館市から補助金を運用して海水浴場の開設を 行っているという団体である。

板倉 一幸委員

・ なるほど。そうすると、その開設の経費なりあるいは運営の経費というものは函館市からも支出を しているということになるのだが、幾ら市から出しているのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ さざなみ会に対する開設経費の一部補助については昭和53年より行っており、現在、50万円の補助 金交付額となっている。

板倉 一幸委員

・ どうなのだろうか、相手が地域の住民の方が一緒になった団体だから行政と共同の開設はできない のかもしれないが、そこの費用負担を一定の費用負担をして七重浜の海水浴場も、これは別に市民が 行ったから函館市の人はだめだなんていう話にはもちろんならないわけだけれども、そこはそういっ た一定の負担をして整備をするとか、あるいはそういった湯川の代替も含めてそこも利用してもらえ るような施設にしてもらうとかっていうような、そういった考えはないのか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 七重浜については函館市外の行政区域ということもあり、そういったことについては今現在考えて いない。

板倉 一幸委員

・ 少し考えてみてもいいのではないか。同じく砂浜なので海に親しめる海水浴場としてあるわけだか ら、そこもちゃんと整備をするなり、あるいはそういった体制がとれるようなそんな感じにすること も必要ではないか。行政区域違うからと言いながらも市民の方も利用しているわけだから、そこはそ の団体とも、あるいはその自治体ともお話をしてそういった海水浴場として開設をしないかと、こう いうような検討あるいは協議とかをしてもいいのではないかと思うのだが、そのつもりは全くないの か。何とかそんなことも検討してみるというようなことになるか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 七重浜の海水浴場にかかわってのお尋ねだが、先ほど来、申し上げているが、現在湯川を利用され ている2万人の方、こういった方々がどういった動きになるのかという部分については今現在、なか なかつかみづらいという部分もあるので、仮に、七重浜海水浴場にどっと2万人が押し寄せるという ことになればそういったことも必要になってくるのかなと思うし、過去、七重浜海水浴場についても

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ピー クが平 成7 年、当 時2万 人く らいの 利用で 今7, 000人く らい の利用 である 。だ から、 一定程 度こ ちらのほうから行っても現在の七重浜海水浴場のキャパとすれば飲み込めるのかなというふうには考 えている。

板倉 一幸委員

・ 設備というか海水浴場自体の状況というか、そういうことなんかもあるんだと思う、利用者の推移 というのは。そういうこともあると私は思っているのだが、その実態がどうなるかわからないからと いうことだから、それはここに限っては、状況が湯川を廃止して利用者がどっとふえるというような 状況になったらそういったことも検討する必要があると思うので、そのことは申し上げておきたいと 思う。最後に、湯川を廃止するというふうに決定をされたということなのだが、廃止をしましたとい うことを当然利用者のみならず市民の方にお知らせをしなければならないし、廃止をした後、そこで 泳がない、遊泳を禁止すると、あるいは危険防止柵を立てるということが今度は重要になってくると 思うのだが、その辺のところはどうするつもりなのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 湯川海水浴場の廃止の周知についてだが、これまでも夏休み前に市内の小中学校、市内及び近郊の 高等 学校に 水難 防止の 啓発チ ラシ として 3万3 ,000枚 のチラ シを 配布し ていた 。こ こに遊 泳禁止 区域 を記載したり水難防止の周知を図っているので、次年度についても同様に海水浴場の廃止について周 知を図ってまいりたい。それと、現在湯川海水浴場があるところについてはこれまでも市内に遊泳禁 止区域の立て看板を市内25カ所設置させていただいていたところなのだが、新たに湯川海水浴場が廃 止になるので、ここについても遊泳禁止の看板の設置を検討しているところである。

板倉 一幸委員

・ 看板を立てるだけか。見回りとかそういうことで実際に、ことしまでは実際にそこで泳いでいたの だからそういうふうに遊泳をしているとか、そういうのを見つけてやめてもらうというようなことを 実際に行うというつもりはないか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 今、御指摘があった湯川海水浴場跡地の見回り等も含めて検討しているというところである。

板倉 一幸委員

・ わかった。廃止をするということは冒頭申し上げたが、数字の問題で実際にじゃあ開設日数がふえ て、その計算は出たか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 先ほどのシミュレーションの結果である。平成26年度の数値をベースに1日当たりの利用者数がア ベレージで600人、600人/日として計算した場合なのだが、仮に50日になった場合、その場合の1人 当たりのコストが1,278円。60日となった場合が1人当たり1,094円となる。ただ、この単価について はあくまでも1日を600人/日、600人アベレージでみているので当然私どもの開設期間、夏休み期間 中と いう こと である ので、 この 延ばし た期 間が全 て600 人来る かとい うと当 然そ うは ならな いので 、 今お話しした数字を上回る数字にはなるのではないかと考えている。

板倉 一幸委員

・ 運営経費を特に考えてみた場合では今おっしゃったように利用者1人当たりの経費も今よりも少額

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になると。他の施設の、特に大きいものでいうと市民プールや野球場があるわけだけれども、そこと そんなに大差がないということになる。だからといって、湯川をじゃあ2億円出して更新をしろと、 こういうふうに申し上げるつもりはないが、しかし、そこを廃止して市民の皆さんに、今まであった ものがなくなるわけだから、当然利用すべきそういった場合や機会がなくなるということになるわけ だから、それを少しでもそういった不便を少なくするためには、申し上げたように今ある入舟の設備 なりそういったものを少しでも利用しやすく、そして、快適に利用できるように、そうして提供する のが私は行政としての、特に生涯学習の観点からも必要だと思うので、そのことはぜひ御理解をいた だいてこれからの設備の整備に当たっていただきたい。そのことを申し上げて私の質問を終わる。

委員長(工藤 恵美)

・ 他に発言ないか。

出村 ゆかり委員

・ 物すごく素人の質問で大変恐縮なのだが、年間この湯川の海水浴場、経費をかけてこのネットを維 持しているかと思うのだが、写真を見ると物すごい穴だらけで、まずこれがなぜこんなに穴があくの かということ、何千万円もかけてプロの方がやってくださっているのにこのような状態になるのはな ぜかということと、あと、このネットがきちんと管理されてて維持されていて、であればその金額が 低額で予算も抑えられるのであれば継続は可能だったということなのか。ちょっと私もこの審議が始 まったころは議員ではなかったのでいきさつはわからないのでその辺も含めてこのネットの維持と金 額に費用対効果というか、それとあと署名活動なり何なり募金があったというが、その金額が幾らで その中にも強く残してもらいたいという方もいたと思うのだが、そういう方たちにこのネットの状況 とか、これが管理できれば維持できれば継続はできるんですよみたいな、そういう深い話し合いとい うか、そういったものはあったのかどうか教えていただきたい。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 何点か御質問があったと思うが、まず、委員が見られている写真の話である。通常、開設時に市民 の方が利用されている状態でこんな大穴があいているということではなく、撤去するときに網を回収 する。網を回収するときには海中に広げてあるものを片方のほうからテンションをかけて巻き取って いく形になる。そのときに網に力が加わって亀裂が生じる。で、例年だと同じ作業をやってもこのよ うな亀裂が生じていないということなのだが、今年については撤去時の作業においてかかったテンシ ョンでこのように切れているというような状態である。では、なぜ切れるようになるのかというと、 経年劣化が主なものであり、特に3枚の敷きネットのうち、陸側に引いてある敷きネットの損傷が激 しいというのは、当然波打ち際のほうに引くネットなので、波が行ったり来たりする最中に海底の砂 と非常に接触してこすれていくということで網をつくっている一つ一つのロープの素線がだんだんほ つれて切れていくと痩せていってしまうので、最後、撤去したときにテンションがかかるとぶつぶつ と切れてしまうというような状況がこの写真である。穴があく原因としてはそういう経年劣化、特に 砂との接触による摩耗ということになっている。あと維持管理の部分だが、これは網の程度のよしあ しに関係なく、設置経費的な固定費の部分というのは必ずかかってくる。その中で多少増減するとす れば、ことし開設した分、次年度補修をしてまた来年度使うという形になるので、補修の程度によっ ては補修費が若干かさんでいくということになっていく。当然、経年劣化していけば補修する範囲も

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広がっていくので補修費が増大していくというような形になっているが、あくまでもネットの設置、 撤去にかかわる部分については毎年度同額程度のものがかかってくるということである。あともう1 点が1億円プロジェクト実行委員会の署名及び募金の話かと思う。署名については存続要望の署名は いただいている。募金については教育委員会としてはいただいていないという状況である。その後、 この団体との協議等々が持たれたかという御質問だったが、これについては特に持たれていない。

出村 ゆかり委員

・ このネットというのは補修費、これだけの金額をかけて補修して、業者さんにやってもらっている と思うのだが、引き揚げて補修なのか。それとも、今回初めて引き揚げて初めて目にしたネットなの か 。 毎 年 の 補 修 時 に 引 き 揚 げ る の か 。(「 毎 年 引 き 揚 げ る 」 の 声 あ り ) 毎 年 引 き 揚 げ る 。(「 そ し て ま た敷き直す」の声あり)直して、毎年こんな穴が、ではなく今回撤収したらぼこぼこぼこと穴があい たみたいな。本当に素人で申しわけないが、であれば補修をし続けて継続はできそうな気はするのだ が、それがやはりだめなのか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ ちょうど写真を見てらっしゃるかと思うのだが、通常の穴があいている状態というのはこの4ペー ジの写真の下、ちょうど丸くすくったように穴があいている状態、これが通常の損傷状態で、こうい う場合はこの周りをパチ当て補修をするというやり方でやっている。ただ、それを何度も何度も繰り 返しているとパチだらけになってきてしまうのだけれども、そのパチの占有率というのがかなりの面 積に広がっている。それプラス、今回については上にある写真のように引き揚げたときの作業で巻き 取るときにどうしても力がかかるので、そのときにパチ当て補修できるような穴ではなく明らかに亀 裂というものが生じているというような状況である。

出村 ゆかり委員

・ わかった。そもそも論になってしまうのだが、今の日本の技術って海に囲まれた港町でもうちょっ と丈夫なネットってこの金額だとつくれるんじゃないかなと思ってしまう。何とかならないのかと思 うのは素人の私も含めて市民の皆さんもそうだと思うのだが、新聞に出てもう決まってしまって、あ あそうかとは思うのだが、網の専門ではないので養殖だとかいろいろ網というのはあると思うのだが、 もうちょっと低コストで使えるものがなかったのかなというのが、今更だが感じている。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 実は平成7年に開設をした湯川海水浴場だが、いわゆる海水浴場にネットを敷くということ自体が 日本でない。当初、海水浴場を設置した平成7年で離岸流に対応できる海水浴場だということで、各 地方自治体の皆さんが視察に結構いらしたという経過がある。そういった中で、もうほかの自治体さ んでもこういった形で海水浴場を開設しているという自治体はないものであり、先ほど来、申し上げ ているが日本で唯一の海水浴のネット式ということでこれ専用に網が大量につくられるだとか、あく まで使っているのは漁業用の網なものだから、そういったものを活用することで大量生産はしていな いというような状況を考えると、なかなかコストが安くなるという部分についてはちょっと考えづら いのかなというふうに考えている。

昌之委員

・ 1つ確認させていただきたい。入舟町の前浜の海水浴場の開設日数と湯川の開設日数が大幅に違っ

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ているところがある。平成26年度は湯川の31日に対して入舟は25日、これはそんなに違いがないのだ が、例えば平成8年、入舟の27日に対して湯川は56日、平成13年は入舟27日に対して62日、平成16年 は27日に対して湯川は59日と開きがあるのだが、この違いはどこに起因しているのかということをお 尋ねする。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 入舟前浜海水浴場については近隣漁業者との話し合いの中でこの開設期間を選んでおり、湯川海水 浴場については夏休み期間中プラス海の日以降ということでこの期間を設定している。

昌之委員

・ そこで、今回の湯川の海水浴場を廃止すると、で、来年度以降は今度入舟町の前浜海水浴場、市内 ではここが1カ所ということになった場合の対応、その辺、開催期間をどのようにするのか。また、 先ほ ど遊泳 禁止 だとい うチラ シを 管内の 小中高 に3 万3,00 0枚配 布する という こと で、特 に湯川 地区 は遊泳禁止になりますよということを明確に多分チラシに打ち出すと思うのだが、その際に例えば入 舟前浜海水浴場、こちらを利用してください、あるいは七重浜にこういうのがありますよとか、その 辺、ここがだめですよということだけではなくて、新たなこういう施設がありますのでそちらを利用 してくださいとか、その辺のところはどのようにお考えになっているか。

○教育委員会生涯学習部スポーツ振興課長(町谷 仁志)

・ 湯川海水浴場の廃止に伴う入舟前浜海水浴場の開設期間については今のところ昨年同様の期間を考 えている。あともう1点、水難防止啓発チラシについては湯川海水浴場の廃止について告知はもちろ んする。そのほか現在でも遊泳禁止区域の周知と海水浴場についての御案内ということで、湯川海水 浴場、入舟町前浜海水浴場について案内をしているところなので、引き続き入舟町の前浜海水浴場の 案内はこの啓発チラシに掲載されるという形で考えている。

昌之委員

・ ということであれば、先ほど板倉委員がいろいろ質問されたし、お話しされているけれども、やは り入舟前浜海水浴場のほうにそれなりの方たちが押し寄せるというか利用することがある程度想定さ れるかと思う。であればそれにふさわしい、例えばトイレの設備であるとかシャワーであるとか、あ るいは、駐車場、10台しかないけれども果たして本当に10台でいいのかと、ある程度のシミュレーシ ョンが可能ではないかと思う。それらをもとに利用しやすい、しかもここの函館、三方を海に囲まれ てやはり海に親しむ、これは大事だということを先ほど答弁されているわけだから、入舟でそういう 水に親しむ、海に親しむ、そういうふうな環境を整えるということは大事なことではないかと思うが いかがお考えか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 先ほども板倉委員のほうにお答えしたが、トイレの増設の検討、それから駐車場の確保にかかわっ ての調査、研究、こういった部分については教育委員会内部でしっかり協議しながら対応していきた いと考えている。

昌之委員

・ ぜひ湯川で楽しんでいた人たちが入舟前浜でも同じような楽しい思いができるような、そういう整 備、しっかりと取り組んでいただきたいと思う。

(16)

委員長(工藤 恵美)

・ 他に発言ないか。

小野沢 猛史委員

・ 気がかりな点があるので確認をさせていただこうと思うのだが、一般にこの公の施設を廃止すると いう場合には例えば1つはこの設置目的を達成したとか、あるいは時代の変化、社会の変化によって 必要がなくなったとか、あるいは財政的に持続していくことが例えば難しくなったとか、いろいろ考 えられると思うのだが、今、前段申し上げたようなことはいずれも、例えば今日なお、かえってむし ろ自然環境に親しむというようなことは重要な課題になってきているのではないかと思っているし、 前段申し上げたような理由で廃止するということには私はならないと思う。そういう中で今回は費用 対効果、多額の経費がかかる。その割には利用者が減少してきたということで、一言で言えば費用対 効果が低いのでこの際廃止をしようということだというふうに受けとめている。それはそれで一定程 度理解する。そうなると、公の施設がこの湯川の海水浴場だけではなくて、例えば教育委員会所管に かかわる部分でいえばスケートリンク、あれも近い将来に設備の更新が必要になるのではないか。そ の場合には相当の金額になるということが想定されて、その場合は廃止も視野に入れてと。あれも利 用者は年々減少してきて、今大分減ってきている。それでも3万人くらいいるのだろうか。というこ とで、この費用対効果が低いので施設を廃止しますということになれば、どんな施設でもって言った ら語弊があるけれども、それを理由にいろんな施設が今後の公の施設のあり方、方針の中でも具体的 に廃止も含めて検討しますというようなところは幾つか挙げられている。そういった施設がそういう 理由でどんどん廃止されていくというのは果たしてどうなのかと。特に社会教育、こういった分野に おいてはなかなかこの費用対効果というだけでは割り切れない、割り切ってはいけない、そういう部 分も少なからずあると思う。なので、その辺の考え方について今後、他の公の施設、公共施設の存廃 についていろいろ検討を深める際にどんな基準でこの廃止とか、あるいは継続とか施設を更新すると かという判断をされていくのかと。もっと端的に言ってしまえばこの湯川の海水浴場であれば利用客 が何万人いればこれを更新するのかという質問にもなるのだが、その辺についてはどんなふうに考え ているのか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 公の施設というかサービス、湯川の海水浴場は事業としてやっているものであるからこの公の施設 という位置づけではない。今回、廃止をする理由の中に確かに費用対効果ということで理由を付して いる けれど も、 費用対 効果と いう のは例 えば今 回、 今、割 り返 した1 ,900円に なる 。じゃ あどこ の線 がいいのかというのはなかなか難しい部分があり、比較するにはやはり同様な目的の施設と比較する というのも1つだろうが、今回の大きな理由の中での費用対効果というと、先ほどもお話があったが ピーク時には6万人が利用されていた。その6万人の利用がいろいろ時代の流れとともに、少子高齢 化等も恐らく絡んでいるのだろう、それが3分の1になったということがやはり一番大きな理由なの ではないのかと思う。それで、人数が落ちたからといってかかる経費が減っていくかとなると、先ほ どもお話しした固定経費があるからなかなか下がっていかないといった状況を考えて今後20年この事 業を続けていくのかという視点でもって考えた結果が今回の廃止ということになる。それはほかの公 の施設だとかほかのサービスと一律にやはりなかなか考えづらい部分があるのではないかと思ってい

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るので、その必要性なり費用対効果というのは個々の施設だとか個々のサービス、そういったもので いろいろ考えていかなければならないのではないかと思っている。

小野沢 猛史委員

・ なかなか何万人の利用者がいれば更新して継続して存続させるという判断になるのかという質問に は答えにくいと思う。なので、何が言いたいかというとこれをスケートリンクに例えば当てはめて、 あ れ も 多 分 い ず れ こ う い っ た 議 論 が 巻 き 起 こ っ て 何 が し か の 結 論 を 出 さ な け れ ば い け な く な る と 思 う。そのときにこれを1つの先例として、利用客が例えば先ほどのお話であれば3分の1に減ったか ら見直し、廃止という方針というふうな先例にしてはいけないのではないかというところら辺につい てはどんなふうに考えているか。

○教育委員会生涯学習部長(川村 義浩)

・ 今回の廃止を先例にすべきではないということのお尋ねだが、私もそういうふうに思っているしそ ういうふうに答えたつもりだが、やはり、その廃止なり存続なりのことを考えたときに費用対効果ば かりではなかなかいかないという部分も当然あり、たまたま今回であれば海水浴場という部分での廃 止ということになるので、市の行政区域の中にはもう1つあるのかなと思う。仮に、仮に例えばスケ ート場を議論するときにじゃあスケート場にかわるようなものがこの近郊にあるのかというようなこ ともやはり存続なり廃止の検討材料になるのではないかと考えているので、したがって、先ほどもお 答えしたとおり、その施設なりそのサービスの存続なりを判断する基準、協議する事項とすればおの おのその個々の施設なりサービスの性格等を考えながら検討していくべきだと考えている。

小野沢 猛史委員

・ 今、御答弁されたようにその辺は十分深く検討をしていただくということを要望しておきたいと思 う。それで、前段の質疑の中でも部長から御答弁あったが、このネット式の海水浴場を設置するに当 たってこの水に親しむ機会をしっかりと確保するということはもちろん目的の1つとしてあったと思 うが、20年前、当時は、私も議員にならせていただいたのでいろんな経緯、結果を振り返ってみると、 どちらかというと部長の御答弁にもあったように経営難で苦しんでいる地元企業を支援しようという ような意味合いがかなり強かったと思っている。そういう意味でいくと、当時からここまで海水浴場 の確保に財源、予算を投入してやっていいのかという疑問は持っていた。なので、いずれこういう時 期は来るのだろうとは思っていたのだけれども、たまたまそういうめぐり合わせで、なお、このとき に今こうして議員をやらせていただいているのだが、先ほど来、いろいろと議論があった。やはりそ うはいっても代替の施設として先ほど来、入舟の前浜、昔、おつけの浜と私たちは呼んで小学校のと きあそこに遠足にも行った。あそこをどうするとか、いろいろ議論あるけれども、立待岬はどうなの か。平成7年にネット式の海水浴場がオープンしたと、で、その翌年に立待岬は落石の危険があるか らということで閉鎖になったということである。読み方によってはネット式の海水浴場ができたから 皆さんそっちのほうに行ってくださいという、何かそういう思惑もあって閉鎖ということになったよ うな気もするのだが、その辺の当時の事情をわかっている方はいるか。実は立待岬の海水浴場に様子 を見に行ってみた。閉鎖になっている。で、下のところからは行けない。昔はでもあそこ歩いて行っ ていた、岩を登って。随分大胆なことをやっていたなと思う。上の駐車場から今でもおりていける。 閉鎖にはなっていない。穴澗の海水浴場は入舟の前浜の海水浴場のちょっと先で、函館財務事務所の

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立ち入り禁止という看板があって、フェンスがあって、行こうと思えば行けるのだけれども、一応、 立ち入り禁止になっているというのは確認できるが、立待岬はおりていける。遊泳禁止という看板と、 写真撮っていたのでごらんになるか。ロープも何も張っていない。遊泳禁止、それで通行禁止という 小さな看板が立っているのだが、別にしっかりと手すりみたいなものもずっと下まであって足場もし っかりしている。下までおりて行ってきた。懐かしかった、昔のことを思い出して。今、前段申し上 げたような経費の節減ということ等々もいろいろあって、何か急傾斜地というのはどこでもそうだが、 見れば危険だといえば危険なのである。だけど実際に果たして本当にそうかというとそうではなくて、 そういったような思惑があって少しでもコストを削減する、あるいはそういったような仮に事故があ ればというようなこともしんしゃくして向こうのほうに誘導しようという思惑があったのかなという ふうにも考えるのだが、どうか。立待岬の海水浴場というのは今、閉鎖という形になっているが再開 は難しいのだろうか。(「落石の危険性がある」の声あり)危険性は急傾斜どこでもある。

○教育委員会生涯学習部次長(對馬 公彦)

・ 教育委員会古くなったものだから、当時ネット式の開設のときもいたので経過なのだが、穴澗の海 水浴場については落石の事故があったり、近年でも柵、フェンスを乗り越えて行ってそこで落石の事 故に遭っている方もいる。立待岬も同様にやはり落石が当時あった。それで、小野沢委員の御指摘だ と例えば平成7年に海水浴場を開設して、平成7年にそっちを使ってくださいという話であればよか ったのだけれども、たしかあのとき結構落石があったものだから、直接遊泳者に対して落ちてきて頭 をけがしたとかっていうことはなかったのだが、やはり崩落してきていた。それで、次の年に廃止し たということは記憶している。

小野沢 猛史委員

・ そ れ で あ れ ば し っ か り と ロ ー プ を 張 る な ど し て 立 ち 入 り 禁 止 と い う 物 理 的 に お り て い け な い よ う な、そういったようなことはやっぱりやるべきだと思う。自由におりていける。おりていって特に不 安も感じなかった。ただ、年齢的に結構アップダウンきつくて疲れてしまったのだが。それで、道内 の海水浴場ってもっとたくさんあるかと思ったら案外少ない。海水浴場ってそんなにない。特に力を 入れているのは小樽。例のドリームビーチから蘭島というのか、かなり大きな6万人とかそういうお 客さんが集まってくる海水浴場が4つかそれくらいある。それからあと石狩市、石狩浜。あの辺はや はり札幌という大都市を控えているから観光誘致とかそういったようなことも含めて力を入れてやっ ているのかなと思うのだけれども、全体的に道内の主要海水浴場の水質調査結果というのがあるのだ が、これを見ると本当にない、意外とないものである、海水浴場というものは。ないから海水浴して ないかというとそういうことではなくて、例えば啄木小公園、あそこにもきのう行ってみたのだが、 あそこは夏場結構あそこで海水浴を楽しんでいる市民がいる。結構いる。それぞれそういう海水浴場 ではないけれど、言ってみれば自己責任で海水浴を楽しむと。ただ、海水浴楽しむといっても海で本 格的に沖に向かって泳いで出て行ってということよりも、小さな子供さんを連れて行って膝まで水に つかってとか、あるいは岩場であればちょっと沖に行って泳ぐというよりもむしろ岩場の周辺を子供 がカニだとかヒトデだとかそんなようなものを、小動物というのか、そういったものをとったり追い かけたりして楽しむと、そういう中で自然に親しむということがどちらかといえば楽しみ方の主流な んじゃないかと思うのだが、そう考えるとそんなに頑張って海水浴場をしっかりと確保しなければな

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